キャンピングカー 安全運転 タイヤ点検 空気圧は大丈夫? タイヤ空気圧監視
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最終更新日:2021/04/27
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筆者のバンコン(グランビア キャンカー)が我が家に来てから、すでに2カ月以上、自宅以外で車中泊は一度も行っていません。コロナのおかげで・・・。
県外へはもちろん、県内でも遠出を全くしていません。
本当にまだ数えるほどの回数しか運転していないのですが、 今回は キャンピングカーの安全運転について、少し考えてみたいと思います。
筆者のキャンカーは、ミニバンを改造したタイプです。
それでも普通乗用車と比較した場合、左右にサイドオーニングも付いているせいもあり重心が結構高いです。普段乗りの通勤専用ハイブリットカーと比較するのもどうかと思いますが、運転感覚が乗用車とはかなり異なります。
実は今回このような話題を紹介したのは、筆者の買った中古キャンピングカー。タイヤの溝はかなり深くあったので、油断していましたが、タイヤの製造時期をその刻印から確認したところ、前輪の2本が2011年製、後輪2本はなんと2005年製だったのです。
4輪とも溝は八分以上あったので製造年はよく見ていなかったのです。
通常、乗用車でも3年から4年を目途に交換を推奨しているようです。まして、このような重量があるキャンピングカーですから、早めの交換は原則です。
この古いタイヤ。よく見ると非常に微細な亀裂が接地面や横面に無数に見られました。
すでに新品タイヤに交換済で亀裂の写真を撮っていないのですが、やはり事故に直結するようなタイヤのバーストは絶対避けたいものです。
ご参考までに、筆者の車のタイヤのサイズは15インチで215 扁平率65でした。備忘録のため、交換したのは2020年6月初旬。費用は4本、工賃込みで7万5千円ほどでした。
ちょっと雨上がりで泥汚れが付いてますが、これが今回取り換えた新品タイヤ。
暗くて見にくいのですが、製造年月マークが2020年4月ごろの製造ということを表していますね。
事故を起こせば当然、怪我や車の修理に加えて今回のタイヤ交換費用の何倍もいや、場合によってはその何十何百倍ものお金が消えることも考えられます。やはり、早め早めの交換が”吉”でしょう。
キャンピングカーだけではなく、一般車を含めた車を所有されている皆様、ぜひ一度ご自分の車のタイヤ点検をされることを強くお勧めいたします。
繰り返しますが、事故を起こしてからでは遅いですから・・。
目次
キャンピングカーのスピードは控えめに
車重が2t以上ある上、重心も高いキャンピングカー。乗用車のつもりでスピードを緩めないまま、コーナーに入ってハンドルを急に切るとバランスが崩れ大きくロールします。特に急なカーブの手前では十分にスピードを落として進入する必要があります。
筆者はまだ自分のキャンピングカーで高速道路を走っていないのですが、キャンピングカーの構造上横風には十分注意して走行しなければなりません。
特に長いトンネルを抜けた直後などでは、急な横風が発生していることもあります。
それでもスピードがさほど出ていなければ横風の影響は少なくなるのですが、やはり高速道路でのスピードには注意が必要です。
現在の車なら、高速道路でも時速100km以上で走行することは十分可能でしょう。しかし筆者は上記のような理由から、出来るだけスピードを落とし、必要なら積極的に登坂車線を走行すべきであるとも考えます。
急が付く運転は禁物
その車重のため、急なブレーキは当然禁物。急ブレーキをかけても乗用車のようにクイックに効きません。同様の理由で急ハンドルも極めて危険です。とにかく急が付く操作は危険と隣り合わせであることを常に頭に入れて運転することです。
そもそも、キャンピングカーはスピードを出して走る車ではないのです。
さらに重量が大きいということはタイヤへの負担も大きいということです。
最近のキャンピングカーの横転事故では、後輪タイヤのバーストが原因で死者まででたというニュースもありました。
走行前のタイヤチェックは常に行うべきでしょう。そういう筆者は走行前のタイヤチェックはほとんど行っていないことに気づきました。
普段、走行する機会が少ないキャンピングカーだからこそ、走行前には少なくともタイヤチェックを今後は行うよう心掛けたいと思っています。
不要な大きな荷物は積んだままにしない
キャンピングカーのキャビン容量は乗用車とは比較になりません。 筆者もそうなのですが、 大きく重い荷物でも何でもついつい積みすぎてしまい、気が付くとそのまま走行していることもしばしばあります。
過積載は走行安定性も悪く、タイヤへの負担も少なくないのです。当然、燃費にも悪影響があるわけで、不要な荷物は普段整理してできるだけ積載しないよう気を付けたいものですね。
タイヤ空気圧チェックは必ず乗る前に行うのが吉
キャンピングカーの増加とともに増えつつあるのが事故です。それも高速道路における横転事故。
タイヤのバーストにより、ハンドルを急に取られ慌てて回避しようとして制動バランスが崩れることで横転する事故がしばしば発生しています。
乗用車と比較するとかなりきわどいバランスで車体重量を支えているのがキャブコンに代表されるキャンピングカー。
もしかすると事前のタイヤの空気圧チェックで回避できたかもしれない、横転事故。
空気圧が低い状態で高速道路をハイスピードで走行することも一因であるということです。
乗用車であれば少々の空気圧不足があってもバーストにまで直結はしない条件でも、重量のあるキャンピングカーではそのリスクが増すのです。
なお、最近では遠隔監視のタイヤ空気圧監視システムというものまであるようです。時代ですね・・。ものぐさな筆者は若干食指が動いております。約4,000円ほどで購入できるようですが・・。
最新版 TPMS タイヤ空気圧監視システム リアルタイムタイヤ空気圧監視フロントガラスにマウント太陽エネルギー/USBダブル充電 振動感知 4外部センサー日本語説明書
これ信頼性などはどうなのでしょうか?
ワイヤレスですから当然ながらタイヤ側のセンサーから、電波発信されているはずですが、日本の電波法上の問題はクリアーしているのでしょうか?
気になるところですね・・。
正確な空気圧が運転席でリアルタイムに把握でき、 日本の電波法上の問題もなければ筆者などは是非欲しいと思っていますが・・。
などと思いながら、せっかく今回新品タイヤにしたこともあり、試しに入手しました。
タイヤ空気圧監視ツール 取り付けました
実際に取り付けレビューをします。
以下は、取り付け前のタイヤです。
タイヤの空気バルブキャップを外したら、センサー取り付け前にこんなナットをまず取り付けます。
その後、センサー本体をねじ込み、最初にセットしたナットをセンサー本体側に締め付けます。取付時間は、筆者で一本あたりおよそ2〜3分程。
4本全てセットしても、15分もあれば完了します。
本体はかなりコンパクトでソーラー充電のため、配線いらずで楽ですね。
監視装置本体は10cm四方ほどのとてもコンパクトサイズなので、設置場所に悩むことはないでしょう。
電源はソーラー充電方式なので配線不要ですから、ダッシュボードに付属の両面テープで貼り付ければ完了
さて、肝心の空気圧はセンサー取り付け後すぐに表示されました。この車の指定空気圧は2.3Barです。
最初は正確な空気圧表示でしたが、気温の上昇と共に上昇して一時2.5Barになりましたが、日陰に入るとまたもとの2.3Barに戻りました。
タイヤ温度も表示されてます。上の写真では右側が2〜3度低くなってます。実際には日差しが左から射していたので、ほぼ正確な温度かと思います。
その後実際に試運転してチェックしました。ついでに買い物をしながら約20kmほど走行しました。
当日は梅雨明け後のとても暑い日でしたので、走行中に一時、タイヤ空気圧は2.5Barに上がっていました。その後帰宅した後、徐々に2.3Barに戻ってきました。
インサイトにもタイヤ空気圧監視ツールを取り付けた
さて、キャンピングカーに取り付けた空気圧監視ツールが思いの外便利で安全にも一役買っているので、普段使いの乗用車にも取り付けました。
3,000円でお釣りがくる価格でしたが、空気圧や温度の表示はすぐに出ました。
取付方は前のタイプと全く同様です。
こちらはスチールホイールなので、バルブがちょっと奥に引っ込んでますが取付に問題はありませんでした。
取付後、試し運転してきました。往復30kmほどの買い物に行ってきましたが、ここのところの猛暑で見る見るうちにタイヤの温度が40度近くまで上昇したのには驚きました。空気圧もそれに伴って少し上昇。
温度上昇に伴うタイヤ空気圧の上昇は以前から聞いていましたが、実際に体験するとなるほどという感覚ですね。
その後、買い物から戻って自宅の駐車場(舗装なし)に入ってからは、規程空気圧に戻っていました。
と言う訳で、筆者所有の車2台に取り付けました。
普段、目視点検程度は行っていましたが、このようにタイヤの状況が具体的な数値により、一眼で確認できるこは安全運転には欠かせないと感じています。
念のため、2台ともセンサーを一旦取り外してエラー警告されることを一応確認しましたが、まあ目安程度に考えていた方がよいのかもしれません。
ただ、ノーチェックに比べたら遥かに有用性があると言えるでしょう。
今後、専用の空気圧チェッカーでどの程度このツールが信頼できるのか、確認したいとも考えておりますので別途報告します。
早速、アナログエアゲージを入手して確認しました。
購入したエアゲージがこれ。
このアナログエアゲージ、何と700円ほどで今Amazonで販売されてます。
エーモン エアゲージ 最大測定値500kPa ケース付 6777
ケース付きです。ケースはプラスチックですが、本体は金属製です。
気になっていた、乗用車の後輪右タイヤの空気圧をこのエアゲージで計測してみたのが以下の写真です。監視センサーのデジタル表示とほぼ合っていますね。
あと、2台の車にほぼ同時に取付たわけですが、気になるのは今後の電池の持ちです。どうなのでしょうか?
今後またレビュー報告致します。
さて、その後思ったのは運転前に「もし空気圧が減っていたらどうしよう・・」ということです。
そこでこんなツールを思わず入手。
木工用のツールではいつも」お世話になっているマキタさん。
こんな便利なツールを販売していました。
携帯の充電式エアーコンプレッサー。
マキタ 充電式空気入れ10.8V バッテリ・充電器・ケース付 MP100DSH
ケースは結構な大きさですが、コンプレッサー本体はとてもコンパクトで軽い。
マキタさん得意のお家芸であるリチウムイオンバッテリーで駆動します。
自家用車はもちろん、自転車やサッカーボールなどに空気を入れることが出来ます。デジタル液晶に空気圧が表示されるのですが、ここで指定空気圧を設定するとその圧力で自動停止します。
ゴムホースの先のバルブアダプタ。
空気圧監視ツールと空気入れで安心感はさらに向上です。
これ本当におススメですよ。
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