電動自転車 自作 後付け アシスト e-BIKE化 お気に入り自転車 電動アシスト化 バッテリートラブル
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最終更新日:2022/03/20
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目次
お気に入りバイクをe-BIKE化する
表題の通りですが、お気に入りのMTBバイクを電動アシスト化します。
歳のせいか?体力的にも、最近どうも疲れやすくなってきましたので・・。最新テクノロジーの恩恵を享受したく・・。
そこで愛車のルイガノを電動アシスト化してみたいと思います。
そんな思いから、今回筆者はAmazonで「DIY Ebike変換キット」という後付けセットを速攻で購入。
ただし、2022年2月現在、筆者が購入したものと同じものは販売されていないようですね。
現在購入可能なキットはこんなところでしょうか?
価格も筆者のものよりリーズナブルになっています。リチウムバッテリーの低価格化による恩恵でしょうか?
BAFANG 48V 750Wミッドドライブコンバージョンキット電動自転車ミッドモーターキットEバイク大人用ロードバイクサイクリング
筆者が購入したキットとはメーカーも仕様も異なりますが、基本は同様とみて差し支えないでしょう。
他には、こんなキットもまだありますね。
Bafang BBS01B 48V 350W Ebike電動自転車モーター8funミッドドライブ電気自転車変換キット
Bafang と言うメーカーは比較的この分野ではメジャーな有名どころですから、選択肢としては問題ないと筆者は思います。
そんなことができるのか?とお考えになる前に確認しなければならないことがいくつかあります・・・。
まず、「e-BIKE」と「電動アシスト自転車」って何が違うの?なんて言う疑問から・・・。
端的に言って、よりスポーツ志向の傾向が強いのが「e-BIKE」、実用的なのが「電動アシスト自転車」と思って頂ければ良いでしょうか?
メカニズム的な違いも若干あります。実はこの違いが E-bike の大きな特徴でもあるわけです。
一般的な「電動脚アシスト」自転車は、ヤマハのパスがおよそ25年ほど前に発売して爆発的に波及してきた経緯がありますね。
所謂ママチャリ型の電動アシスト。
機構的には自転車のクランク軸にダイレクトにアシスト力を伝えるのではなく、一旦補助ギアに間接的に動力を伝え、アシストされるというものです。 二軸式という機構。
一方、 「e-BIKE」 のメカニズムはクランク軸(BB軸)にダイレクトに動力をアシストします。
当然、 二軸式と BB軸式ではレスポンスに違いが生じます。 二軸式 では一旦チェーンからギアを介してアシストするためそのレスポンスは鈍く、スポーツ感とは程遠いものになる訳です。
軽量化という意味でもシンプルなBB軸式 ( e-BIKE )が有利。
また、フレーム構造においても、スポーツ志向の強いロードバイクやMTBバイクとも根本的にママチャリとは全くの別物ということになります。
ここ数年で脚光を浴びてきたe-bikeはいわば電動アシスト自転車のトレンドといったところでしょうか?
さて、今回筆者がこの e-BIKE 化を思い立った経緯は、普段通勤で走っている時、私の職場までの通勤ルートにちょっとした坂(とは言えないかも)というか、こう配の道路があります。
普段は比較的軽めのギアで登っているのですが、ある日ふと横を見るとママチャリの女性が軽々とスーッと私の前を追い越して登っていくのです。よく見ると電動アシスト自転車なのですね。
こちらはMTBとは言え、スポーツバイクなのですよ。
やっぱり電動アシストは楽なのだな、そんな思いが募ってきたことなどがきっかけで今回のアシスト化を決心したという訳です。
とは言え、あのママチャリには抵抗がある。そこでよりお洒落でカッコイイ e-BIKE に注目した次第であります。
法規はどうなの
しかし、注意しなければならないのは日本の道路交通法を遵守する必要があることです。当然と言えばまあ当然ですね。
以下は警察庁の道路交通法規則からの抜粋です。
道路交通法施行規則(昭和35年総理府令第60号)
(人の力を補うため原動機を用いる自転車の基準)
第一条の三 法第二条第一項第十一号の二の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。
一 人の力を補うために用いる原動機が次のいずれにも該当するものであること。
イ 電動機であること。
ロ 二十四キロメートル毎時未満の速度で自転車を走行させることとなる場合において、人の力に対する原動機を用いて人の力を補う力の比率が、(1)又は(2)に掲げる速度の区分に応じそれぞれ(1)又は(2)に定める数値以下であること。
(1) 十キロメートル毎時未満の速度 二
(2) 十キロメートル毎時以上二十四キロメートル毎時未満の速度 走行速度をキロメートル毎時で表した数値から十を減じて得た数値を七で除したものを二から減じた数値
ハ 二十四キロメートル毎時以上の速度で自転車を走行させることとなる場合において、原動機を用いて人の力を補う力が加わらないこと。
ニ イからハまでのいずれにも該当する原動機についてイからハまでのいずれかに該当しないものに改造することが容易でない構造であること。
二 原動機を用いて人の力を補う機能が円滑に働き、かつ、当該機能が働くことにより安全な運転の確保に支障が生じるおそれがないこと。
上記のような法律の文章は中々分かりにくいですね。
以下は、消費者庁のホームページから抜粋した道路交通法のルールをかみ砕き分かりやすく説明した資料です。ご参照ください。
【道路交通法上の電動アシスト自転車のアシスト比率の基準】
人がペダルを踏む力とモーターによる補助力の比(アシスト比率)が
・走行速度時速10km未満では最大で1:2
消費者庁HPより
・時速10km以上時速24km未満では走行速度が上がるほどアシスト比率 が徐々に減少
・時速24km以上では補助力が0
図で表すと、さらに一目瞭然です。
つまりアシスト力が、上の表のグレーの範囲を超えると原付バイクの区分になってしまうのです。
ノーマルバイクにアシスト後付け
と言う訳で、今回はこんなものを使います(現在Amazonでは販売されていません)。
この製品、出力は350W。もちろん、上記のルールをクリアした仕様となっており、道路交通法上問題ありません。
日本の道路交通法では「人力と電力補助の最大比率は、10km/h以下で1対2。10km/hから24km/hまでは1対2から0までの線形逓減、24km/h以上は1対0である。なお補助比率が規定されている一方で、最大出力制限は規定されていない。」となっています。
またもちろんペダルを漕がずにアクセル等で自走できるものも原付になります。
もう一点、実は「型式認定」の問題もあるのですが・・。ここではツッコミません。企業のように、大量生産するわけではないからです。
ネットで電動アシスト自転車と思って購入したものの、実際には原動機付きバイクだった、などということもあるようですので注意が必要ですね。
自転車のクランク部に取り付けるモーターユニットです。
そこでこのクランク部分の分解からはじめます。
このクランクの構造から見ると、左側クランクから開始した方が良さそうです。
この六角ナットが外せそうですね。後から知ったのですが、ここは緩めるだけで良かったようです。
この中央の黒い部分は手で回りました。
BB分解がヤマ場か・・
その後、左側クランクを引き抜き外します。この辺りの造りはスポーツ車ならではの構造でしょうか?一般的なママチャリ等とはどうも違う造りのようです。
実は筆者はこの分解は初挑戦なので、事前にこのあたりの分解手順をネット検索して確認していたのですが、かなり違っていたので戸惑いました。
さらに右クランク(大きなギア側)を手前に引き抜きます。
これであとはBB( ボトム ブラケット)のみとなります。
さてここに来て困ったことに・・。このBB( ボトム ブラケット)が外れません。この写真分かりますか?
マイナスドライバーやプライヤーで無理して回そうとしましたが、傷がつくばかりで回らないのです。
ははあ、さては専用工具があるらしいな?と思い早速調べてみると、「ボトムブラケットレンチ」という筆者が知らなかった工具でないと、とても回らないようです。
こんな工具ですね。工具としては、かなり特殊な部類でしょう。
シマノ(SHIMANO) TL-FC36 ホローテックII BBユニット取付工具 オフセットタイプ グリップ付 Y13098000
この工具価格も高いものから、比較的安価なものまで色々ありますが、今回取り敢えず外れればOKなので、安いもので十分です。
こんな具合にガッチリとハマってあっさり回りました。
あの苦労は何だったの?って思いました。
取り出したBB。ピンボケは御容赦ください。
さらにこのペダルも固着して回らなかったので、こんな工具も必要に・・。
特殊な15mmというサイズのペダル回し専用工具ですね。
こちらのペダルレンチ。ナットのサイズが特殊で、筆者が所持していたメガネレンチに15mmのサイズがありませんでした。なおペダルによっては9/16インチサイズ(14.06mm)もあるようですので要確認です。
トルクもかかるので出来るだけ持ち手の長いものが楽です。
ちなみに、左右のペダルでネジの締め方向が逆ですから、ここも注意ポイントですね。
左側が半時計回り(逆ネジ)で、右側は時計回り(正ネジ)でそれぞれ締まります。
締め方向が右は右、左は左と覚えると忘れにくいですね。外すときは当然逆になります。
物理的には、ペダルを漕ぐ回転方向に締まることでペダルを外れにくくするためと憶えるのも理にかなっていますね。
これはママチャリでも、子供用自転車でも、MTBでもあらゆる自転車共通です。
PWT ハイトルク ペダルレンチ PW01S-163 (ブラックストレート)
さすがに専用工具。すんなり外れましたです・・。
キットのモーターを何とか取り付けます。ここまでくれば全行程のおよそ8割程になるでしょうか?
なお、バイクの種類によってはちょうどこのモーターユニットを取り付ける位置にリアディレイラー等のケーブルガイドが付いている場合もあるようです。ケーブルガイドがあると多分このモーターユニットは装着出来ないと思いますので、注意が必要です。愛車に取り付けをご検討の方はここ重要です。
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なにしろ、取説類が一切ないので、たよりはyoutubeです。
海外の同じキットを取り付けている、いくつかの動画を繰り返し見て頭に入れました。
これまた付属の専用クランクを取り付けます。
9mmの六角レンチで締め付け。
フロントディレイラーは邪魔
になるので、取り外します。
さらに フロントディレイラー に通っているチェーンをチェーンカッターで一旦切り、また繋ぐ。
今回事前に準備していたチェーンカッター。初めて使いました。
そして外してあったペダルを取り付け一応主な部分は完成。
スピードセンサーの位置には注意
あと後輪にスピード検知センサーを取り付けます。
スポークに付けた反射板とセンサーを5mmほどの間隔になるよう調整します。
実はこのスピードセンサーの取り付け、この時は気づかなかったのですが上の写真の位置ではセンサーが働きません。フレームのステー側にセンサー本体がありますが、よく見ると矢印マークが刻印されていてその矢印とスポーク側の反射板を合わせる必要があります。
これは後から試運転したとき、スピードメーターも0のままでアシストも効かなかったことで気が付いた次第です。
最後にコントロールディスプレイをハンドルに付けます。ディスプレイの取り付けは、ハンドルの形状により多少の工夫が必要になるかもしれません。でもここまでくるとかなりテンションが上がりますね。
さて、残るはバッテリーですがどうやら税関で手間取っているらしくまだ届きません。
まだ、到着まで数日はかかるようです。
この状態で一旦、試乗してきました。
モーターも約3kgほどあるので走りも結構重いかなと思っていましたが、比較的軽快に走ることが出来ました。
さて、バッテリーが中々来ないなと思っていたところ約3日後の留守中にバッテリーのみ届きました。
調度、大きめの水筒といった形状でしょうか。
こちらはバッテリーケース。MTBのフレームに取り付けます。
バッテリーとケース。
バッテリーをチェックしたところ80%ほど充電されてました。
バッテリーホルダーはMTBのドリンクホルダーのネジを利用して取り付けます。
いよいよ今度の週末には配線の最終確認とバッテリーを取り付けアシストの試運転。楽しみです。
さて、待ちに待った週末。早速、フレームにバッテリーを取り付け、配線はとりあえず仮配線でモニターやコントロールスイッチ等を確認します。
ハンドルに付けたディスプレイとモーターや予備スイッチ等のコネクタ接続はそれぞれコネクタ形状が異なるので間違えることはありませんでした。
ただし、モーターとバッテリーの接続は雨天時の走行も考慮して、熱チューブで固めました。
実際に付けると、バッテリーは結構大きさがあります。
この時は、配線はまだ仮状態・・。
液晶は割合見やすいですね。
e-BIKE化 快適です!
平地ならECOまたはTOURで十分。
SPEEDモードはあくまでTOURとTURBOの間という感じでしょうか?
強烈なのがTURBO。人力ではとても困難な急坂でも軽く登れます。
早速近所の山道を登ったのが以下の写真。
家から10分程度で来ました。
さらに登って・・残念ながら本日は富士山は雲の中でした・・。
肝心のアシスト力は、時速10kmまでは力強いアシストを体感できました。一方、時速24km以上でアシストが無くなることが確実に体感できました。したがって道路交通法上も問題なしと言えますね。
あと、これは筆者のMTBに言えることですが、元々油圧ディスクブレーキが装着されているので、下り坂でも全く不安がないこと、フレームもMTBバイクとしてのボディ剛性も十分で安心できます。
試運転としては大成功!
また、この写真の地点は標高にして約100mほどでしょうか?
さて、この時のバッテリーの残量はほぼ100%でした。やはり10Ah容量の恩恵でしょう。
ママチャリ等の重たい自転車(最低20kg~30kg以上)とは異なり、バッテリー、モーターも含んだ総重量は17kgほどでしょうか?
e-Bike としても、極めて軽い部類でしょう。
その走りは、今までの自転車とはまるで別物です・・。
その後、近所をあちこち走ってみました。上り坂が楽なのは当然ですが、向かい風の時のアシストが予想外に楽で快適です。風が強いときって中々進むのに骨が折れる経験をお持ちの方も多いでしょう。
姿勢にもよりますが、もちろんアシストがあっても風は受けますが、小気味よく普通に苦も無く進んでいくことができます。
あと、信号などで一旦停止した後の出だしも極めて素早く軽くスピードに乗ります。
いずれにしてもこのようなアシスト付き自転車に一度乗ると、もう普通の自転車には戻れませんね。
24km/h超えたらただの重たいMTB
ところで、一つ勘違いしがちなことがありますので付け加えます。
e-BIKE に限らずアシスト付き自転車でも言えると思うのですが、 これらの自転車は決して速く走ることができる自転車ではありません。
平地を速く走りたいのなら、ロードバイク(もちろんアシストなし)に乗るべきでしょう。
E-bikeは24km/hのスピードでアシストが切れますので、30km/h近い巡行速度を維持するのは平地でも大変だと思います。
平地であれば、比較的アシスト力の恩恵が大きい15km/hから20km/h程度の速度が走りやすいのです。坂道ならおよそ10km/h程度以下でしょう。
20km/h以下の速度を維持した、 効果的と言われている 30分程度 の有酸素運動を楽につづけることが出来る。そんな風にとらえてもらえれば良いのではと筆者は考えます。
まだまだ高価な市販MTB
現在、主な自転車メーカーから意欲的な e-BIKE が多数発売されています。価格的には自転車の値段か?と思うほど高価なものもあります。
いずれこの e-BIKE がかつての電動アシスト自転車のようにもっと一般的に浸透すれば、もっと手が届く価格になるのではと思います。
今回筆者が購入した本キットは、バッテリーも含んで およそ約75,000円ほどでした。BB(ボトムブラケット)の分解さえクリアーできればどなたでも可能な工程でしょう。
普段のお気に入りバイクを e-BIKE化できたことで増々愛着が沸きました。今後もメンテナンスを続けていつまでも乗り続けたいと考えているところです。
健康的でダイエット効果もあるペダル漕ぎを楽しみながら続けられる。
e-bikeはそんな意味合いからも今後もっと人気がでてくるでしょう。
サイクルキャリアで行動範囲を拡大
筆者は、さらに次は車にキャリアでも付け、快適なe-Bike ツーリングを行動範囲を拡大して楽しみたいとも考えております。
その後、Terzo製のバイクキャリアを見つけて早速
通勤用の愛車インサイトに取り付けました。
自転車を載せて、毎週走ってます。
ハッチバックも何とか、そのまま開きますね・・。
バイクの積み下ろしも楽で、これで一気に行動範囲が飛躍的に広がりました。
その後、ほとんど毎日このバイクに乗っています。もうアシストなしには戻れませんね。
さて、毎日およそ4km~5kmを走っていてますから、走行距離は1週間で25km~30km程度でしょうか?
バッテリーの持ちは充電を忘れる位持つので、月に1回程です。
最初の方の写真のとおりバッテリー電池表示は6目盛りですので、1目盛りおよそ18%くらいでしょう。
表示精度はやはり中華製ということもあり、そのまま鵜呑みするのはちょっと危ないかもしれません。
それでも、約半年以上酷使してますがヘタった感じは全くありません。
充電タイミングは目盛りにして半分くらいでいつも満充電しています。およそ満充電まで5~6時間かかります。
なお、うっかりそのまま電源を繋いだままでも満充電を検知して、緑ランプに変わるので過充電の恐れはありません。
リチウム電池でもやはり過放電や過充電には注意する必要がありますね。
2020年7月中旬バッテリー不具合発生
結論から言いますと、バッテリーの持ちが極端に落ちました。
ほぼ毎日のようにこのE-Bikeに乗っていますが、つい最近バッテリーの不具合が発生しましたので、敢えて報告します。
本日は2020年7月29日。
最初に異変に気付いたのが約1週間ほど前です。
走行中、突然電源が落ちた・・
ちょっとパワーが欲しかったので、アシストを一時 turbo モードで走り出した時の事・・。突然ガクンとしてアシストが切れました。
電源も落ちていて、当然メーター表示は真っ白です・・。
ついでに頭も真っ白・・。
直前のバッテリー残量は、6つあるレベルの1個が消え、2つ目が点いたり消えたりの状態でした。したがって残量は約70%以上はある状態です。
ここはよく見ていたので間違いありません。
しばらくして安全そうな路肩に停車して、再度電源スイッチを入れ直したところ、メーターは点灯しましたので、走行再開・・。
この時のアシストモード TOUR だったと思います。しかし、しばらくするとまたアシスト切れ・・。
その後はいくらスイッチを入れ直しても電源は入りませんでした・・。
しかし、平地でも楽なアシストに慣れた体にはペダルが重く感じるものですね。
仕事帰りだったので、その日は仕方なくそのままバッテリーを外して自宅で充電しました。
バッテリー残量表示が変・・
さて、自宅で充電アダプタに接続してみたのが以下の状態です。
従来なら、充電開始時には6つある充電ランプの内、消費された分は消えているはずなのに、充電確認ボタンを押すと全ランプが点灯しています。フル充電されている??
この時、充電器の方は充電中を表す赤いランプが点灯しています。
購入以来、筆者の使い方ではいつも大体、残量は2つ位残す感じで充電してきました。
これではどのくらい、消費していたのか不明ですね・・。
その後、数時間してようやく緑ランプに変わったので充電終了。
その後のバッテリーの持ちは?
一末の不安はあったものの、約一週間後(走行距離にして25km~30km程度か)に同じ症状が出たのが昨日(2020年7月28日)です。
充電時間は前回より短い時間で緑ランプ点灯しました。何しろ前回同様残量表示が全くあてになりませんが、一応満充電状態かと思います。
再度充電を行い本日(7月29日)です。朝の状態は全く普通。
原因がよくわかりませんが、このところの猛暑のせいもあるのかな??やはり中華製か^^;)
さて、本バッテリーですがAmazonの購入履歴を確認したところ、モーター類が昨年の暮れの配送で、バッテリーはモーターに遅れること約一週間後の正月明けの1月6日ごろだったと思います。
ということは現在、約7カ月弱経過でしょうか・・。ちょっとヘタるのが早すぎですね。
まだまだ猛暑も続きますが、残量レベルが1個減ったら、充電するというサイクルで様子見してみます。
後日また報告致します。
Amazonへ問い合わせをしてみました
その後、私にとっては、決して安いものではないので保証についていろいろ確認しました。
購入時の商品説明を確認したところ、
【100%満足保証】安心してご購入いただけるよう、100%安心の満足保証を提供しています。 1年間の保証、100%返金または交換
という一文が明記されていましたので、ダメもとで販売者に連絡を取ってみました。
問い合わせは電話ではなく、チャットで行うよう案内があったのでそのまま指示どおり「チャットで問い合わせる」というボタンを押して進めます。
慣れないチャットでしたので、最初戸惑いもありましたが、上記のトラブル(電源が突然切れる件)を説明し、購入後半年しか経過していないこと等もあわせて説明をしました。
チャットでは担当の方(お名前から、中国籍の方のようでした)は終始低姿勢で当方の要望や状況をご理解いただいたと筆者は感じました。
その後、以下の内容のメールが届きました(一部の情報は*で記し、原文のまま記載している)
お客様 私は先程お客様のお問い合わせに対応させて頂いた担当者*****でございます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 商品名:(#36V 350Wトルクセンサー付き電動自転車モーターキットミッドドライブDIY Ebike変換キット(ディスプレイおよびバ) 注文番号:(#************) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お忙しいところ、失礼いたしました。この度、ご注文の商品につきまして、大変ご迷惑と不便をお掛けして申し訳ございます。 只今、出品者に状況をお伝えいたしましたので、ご安心ください。結果をいただき次第、メールでお知らせいたします。 遅くとも8日2日23:30までに別途のメールでお知らせいたします。 こちらは必ず、お客様の利益をお守りいたしますので、ご安心ください。 今回大変ご迷惑とご不便をおかけして本当に申し訳ございません。何卒ご容赦くださいますようお願いいたします。 最後まで責任を持って全力でサポートさせていただきます、ご安心ください。 ご満足いただけない点も多々あるかとは思いますが、Amazonが改善に努めて参りますので、今後とも引き続きご愛顧賜りますようお願いいたします。 なお、このEメールに返信してご連絡をいただくことができます。その他ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。 |
カスタマーサービス ******(担当者名) ご利用ありがとうございました。 |
現在、出品者さんからの連絡待ちです。
別途、進展がありましたらレビュー致します。
本記事もかなりの長文になってきましたので、最新記事の「E-bike のメンテナンス」の記事にバッテリートラブルのその後の状況をアップ致します。
8月29日更新
上記「E-bike のメンテナンス」でも紹介していますが、発送連絡をもらってからすでに2週間以上が経過したため、再度どうなっているのか?問い合わせたところ、返事はすぐにきました。
バッテリーの到着は9月13日以降位になる模様・・。
もうちょっと辛抱してまた報告致します・・。
バッテリー受け取りました
思えば、長かったです。2020年9月2日、帰宅したらバッテリーが届いていました。これで明日からE-bike に乗れます。詳細は、「E-bike のメンテナンス」をご参照ください。
E-bike 電池無ければただの鉄
昔、「冷蔵庫 電気無ければただの箱」なんていう川柳がありました。E-bike にもそのまま当てはまりますね・・。
2020年9月3日です。
早速、送って貰ったバッテリーを取付ました。もちろんフル充電済。
快適な E-bike の走りは健在でした!
バッテリーもやはり生き物です。
消耗品という認識は必要です。
リチウムイオン電池ですから、適切な充電と放電を繰り返した場合でも、充放電回数にはやはり限界があります。
したがって、良い条件下の使用でおよそ500回から1000回がその上限でしょうか?
仮に週に一回充電したとして年間48回ですから、それでも約10年以上は持つ計算になります。
今回の筆者の充電回数はどうでしょうか?およそですが2週間に一回程度だったと思います。
それが半年で限界になったのですから、少なくみても12回、多めに充電したと考えても20回の充電で寿命がきたことになります。
これでは短すぎます。かつてのニカド電池やニッケル水素電池でさえもう少し長命ではないでしょうか?
上記の500回が仮に多い想定として、それではその半分の250回としても5年ほどは使用できる計算になりますね。
もちろん、温度変化や使い方(過充電、過放電)により長持ちにも短命にもなります。
これからは出来るだけ長持ちさせるためにも、冬の屋外に長時間置いたり、夏場の炎天下に置きっぱなしにしたりという使い方を避け、乗らないときは常温下に保管するよう心掛けたいと思います。
やはり「リチウムイオン」の名を冠している以上、半年の寿命では情けないというより、明らかな欠陥商品でしょう。
比較の対象にはならないかも知れませんが、筆者が日常使用しているマキタ製のインパクトドライバーなどでは3Ahの14.4Vバッテリーを長い個体では約8年以上使用していて今だにへたった印象のないものもあります。
今回、再度送っていただいた「自転車バッテリー 36V」が最低5年以上は持つことを切に願うものです。
2020年9月9日 バッテリーその後
新品のE-Bike用バッテリー。
満充電後約1週間。容量が減りません。
不具合が発生した旧バッテリーも、最初はこのように10kmや20km走った程度ではほとんど容量が減っていなかった記憶があります。
バイクからバッテリーだけを外すのが少し面倒ですが、今のところ屋外には放置しないよう心掛けて、駐輪の都度外しています。もちろん買い物で立ち寄る程度では、そのままですが・・・。
充電について筆者がもう一つ心がけようとしていることがあります。
1.放電の残量を20%止まりにすること。
2.20%から充電を行う際、80%までにして満充電にしないこと。
このような充放電により、リチウムイオンバッテリーは長持ちするという情報がありました。
しばらくこの充電サイクル、充電方法で様子見をしてみます。
経過は逐一レビュー致します。
2020年10月中旬 追記
実は筆者の気まぐれから、ロードバイクと交互にE-Bikeを使っています。
通勤時はほとんどE-Bikeです。
さてバッテリー故障後、新バッテリーを受け取ってから快適に使用していますが、なかなか残量が減りません。
2020年9月2日からですから、すでに1カ月以上の日数が経過しています。
その間、充電は2回のみです。10月12日(本日)残量60%ですのでまだまだ、乗れますね。
今までの経験から、バッテリーに対して急激な温度変化は負担になることが分かりました。
今、季節は夏から秋です。日中はそれほどの温度変化はないので、そのまま駐輪場(屋根付き)にバッテリーを付けたままですが、夜間はやはり気温も下がるので取り外し室内保管をしています。
これから冬場になったら日中も外すつもりです。
今後、またレビュー報告します。
2021年 バッテリーは今年も健在
不具合発生後、交換したバッテリーですが至って健在で持ちも良好。
約5カ月ほど経過したところですが、ヘタリなどまったく感じないし問題はありません。
ちょうど前回のトラブルが発生したバッテリーを購入したのが一年前です。
充電サイクルや使い方(E-bike に乗る頻度)に大きな変化はありません。
とにかく長持ちしてくれることを願っていますが、やはり最初のバッテリーは「ハズレ」だったのでしょうね・・。
取り扱いとしては、過放電は厳禁ですし屋外への長時間にわたる放置も避けるべきでしょう。
そんなこんなで今年もコロナ禍の中自転車生活を開始しました。
コロナ禍でわずかかもしれませんが、自転車人口が増えたような気がします。
今年も、安全で楽しい自転車生活を皆様も満喫できるよう願っております。
2021年 冬 またもバッテリー突然死
2021年も押し詰まった11月中旬。またもバッテリー突然死。
最近、乗る回数が減ったのは事実ですが、乗らない間はもちろんバッテリーは外し室内保管しておりました。
しかし、月に数回の利用です。バッテリー残量は常に気にしておりました。
以前から、ハンドルについているパネルはあまり当てにならないと感じていたので、残量確認はいつも本体のチェックボタンで行ってきましたが、どうもまた最近減りが遅い気がしていました。何時まで経っても満充電状態なのです。
直感的にこれは前回の持病再発かと思いましたので、恐る恐る走行チェックしたところ感が的中です。
その後、一応充電を行ったところ、約1時間程度で充電完了・・・。
再度走行確認しましたが、やはり1kmも走らない内にバッテリー切れ・・。使い物になりません。
そんな訳で今回はもう保証も無いものと思ったので、Amazonの最安品を注文中です。
品物がまだ届かないので、また結果は追って報告いたします。
その後、最新レポート記事をアップしました。
快適に走行できています。でもこの冬は寒いな・・・。
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Comment
初めまして!
アマゾンのレビューから飛んで参りました。
質問にもお答え頂きありがとうございました!
電動化の記事がとても参考になっており、頻繁にお邪魔させて頂いておりますm(__)m
他の記事も面白くて読ませて頂いております。
今後の記事も楽しみに拝見させて頂きます。
乱筆乱文失礼致しました。
はじまして。
当ブログ管理人です。
コメントありがとうございます!
コメントに気が付かず、遅れて失礼しました。
また、ご訪問頂きとても感謝しております。
拙い記事が少しでもお役に立てれば、発信者として
とても嬉しく思います。
また只今、カヤック制作中で記事もほぼ毎日アップ
しておりますので、よろしかったら覗いてやって下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。
とても興味深い記事です。
BB下のワイヤー類が心配ですがどれくらいの隙間ががありますか?
ここがクリヤできればチャレンジしてみたいです!
当ブログ管理人です。
ご訪問ありがとうございます。
コメントに気が付かず遅くなって失礼しました。
BB下のモーターとのクリアランスはほぼ0です。記事内の写真が
暗くてわかりにくかったですね。
したがってBB下にワイヤー類のガイドなどがあるバイクですと
取付は無理かと思います。
当記事でもご案内しておりますが、管理人のバイクはこの部分にガイドなどが
ないのでそのままモーターユニットを取り付け出来ました。
ご確認ください。