Macで音声入力を試した | 今日のトレンド

Macで音声入力を試した

公開日: : 最終更新日:2019/04/28 未分類

音声入力は本当に便利なのか?

今の私のMacのバージョンはMac HighSierra。以前からキーボード入力の手間をなんとかしたいと考えていましたので、ちょっと調べたところMac PCには基本機能として音声入力機能が備わっていることを知りました。



システム環境設定の画面のキーボードの項目から音声入力の設定を下のスクリーンショットのように行います。1つ注意したいのはここで四角で囲った部分です。音声入力のラジオボタンはデフォルトではおそらくオンになっていると思いますので、もしオンにチェックが入ってなければ、チェックを付けることで音声入力機能を使用することができます。

その下にある「拡張音声入力を使用」という項目もデフォルトでチェックが入っていると思います。この拡張音声入力を使用という意味はその下に文章がありますが、要するにクラウド上にある膨大な情報を参照しないという意味になります。

ここにチェックが入っていることで、音声入力に対する認識はMac本体のみの機能により処理されるため、認識の精度が甘くなります。したがってこのチェックを外したほうが認識率は向上しますのでこのチェックは外しておくことをおすすめします。以上、音声入力の設定はこれだけです。簡単ですね。

システム環境設定の音声入力設定

あともう一つ、音声入力をするためのマイクの準備です。私は取り敢えず、手近にあったボーズのヘッドフォンQC(Quiet Comfort)35で音声入力を行っています。

この文章は実際に音声入力したものです。キーボードで入力するよりはるかに早いですね。こんなに便利だとは思いませんでした。

予想以上に便利

今までどうしてこれを使わなかったのか本当に不思議なくらい。文字入力の概念が根底から変わります。Mac PCにはもともと音声入力の機能が基本的に備わっています。この便利な機能を使わない手は無いですね。

キーボードによる文字入力ではよく誤入力がありましたが、音声入力でもやはり、変換の誤りや間違いも当然あります。

しかし、音声認識の精度もここ数年で格段にアップしています。ここまで音声認識の精度が高まっていると入力もとても楽にできるわけです。キーボード入力と音声入力を比較した場合、音声入力の方がおよそ4倍ほど早く入力ができると言われています。

ブラインドタッチによるキーボード入力は私にとっては非常に困難であり、特に画面を見ながら(文字を見ながら)の入力はほとんどできませんでした。このことがキーボード入力による誤変換や誤入力を誘発していたのです。しかし音声入力の場合は画面に入力された文字を見ながらリアルタイムで入力する(喋る)ことができます。このことが入力の効率アップにつながっていると思います。頭で考えたことをそのまま喋るだけですから・・。

賢くなったAI

当初はGoogleの音声入力を試すつもりでいました。Googleのアカウントを持っていれば無料で使用できます。しかも精度は抜群と言う話だったので、使うつもりでいましたが、普段遣いのMac PCに音声入力機能が標準で備わっていることを知り、まずはMac で行ってみました。

最初に使って驚いたのが、その認識精度とスピードです。ほぼ、喋るスピードと同時に、入力画面に文字が表示されて行くのです。

キーボード入力の労力と音声入力の労力を比較すると、当然音声入力の方が楽です。その入力のスピードも、音声入力のほうが早いという話をしましたが、後からの修正も非常に楽にできます。「、」や「。」も”てん”、”まる”と言うだけで入力されます。

また、 入力の誤変換や誤りに気がついて校正をする場合には手近にあるキーボードから素早く修正ができます。

生産性が高い音声入力

さて、上の文章はほぼ9割以上音声入力によって入力された文章です。このくらいの文字数をキーボードで入力したとすると私の場合であればおよそ20分から30分程度の時間がかかるでしょう。今回この上の文章を入力するのにかかった時間は約10分程度です。これは今回私にとっては初めての試みで、言わば実験的に行ったものです。今後、音声入力に慣れればさらに早く入力が可能と思われます。

この音声入力については、もちろんこのような記事制作だけでなく、例えばインターネットのキーワード検索などでも簡単に利用できます。

そんなわけで私の使い方では、BOSEのヘッドホンをマイクの代わりに使っているわけですが、本当は専用のマイクを用意した方が使い勝手としてはいいのかなとも思います。

いずれにしても、まだ音声入力を試しておられない方はぜひ一度、体験されることを私はお勧めします。非常に楽なので、キーボードで入力していた今までの労力は何だったのか?と言う印象を感じられると思いますよ。

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