ジュエル・オーキッド 原種洋蘭 静かな人気
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スマトラ島に原生する洋蘭の原種と言われています。
こちらは一応「蘭」の仲間ですが、蘭のように花を鑑賞するのではなく、このような葉の美しさを観るだけという風変わりなものになる訳です。
このジュエル・オーキッドはスマトラ島を中心にその周辺の水辺や多湿林に見られるとのことです。
葉脈が宝石が輝くように美しいことから、「ジュエル・オーキッド」と呼ばれています。
こちらは「アエノクトチラス ロウィアイ」と命名された別種のジュエル・オーキッド。
今、ネオトロピカルプランツ愛好者の間では静かな人気を呼んでいる非常に珍しい洋蘭原種の植物です。
写真で見るよりも、実際のジュエル・オーキッドの方がが数段美しいです。
太陽光が十分に届かないような密生地帯の湿地で水辺に多く見られるようです。
そのような環境で生まれた植物なので、成長速度は極めてゆっくりしています。
筆者が写真の個体を入手してから、現在1ヶ月以上経過していますが、他の熱帯性植物と比較してもその成長が遅いことが良くわかります。
これは、上記の「アエノクトチラス ロウィアイ」を最近撮影したものですが、若干ドリルが開きかけるのにおよそ1ヶ月を要しています。
こちらも同様ですね。
育て方
これは筆者の育て方をご参考に記事にしたものです。
このような環境なら必ず枯らさないという保証はできません。
筆者の育成環境は最近移行した、超多湿環境なので水滴が常に当たるよう湿った状態を維持しています。
しかし、いくら多湿環境を好む植物でも同じ水に浸けたままでは、根腐れを起こしてしまうため、アクアリウムで以前使用していた外部フィルターで24時間水を循環させています。
余談になりますが、古くからのアクアリウムファンである筆者は現在、さまざまな事情から熱帯魚や水草飼育を中断しておりますので、以前使用していたこのような濾過フィルターを今回活用しました。この型は(現在販売されているのかな?)すでに廃盤になっているかと思いますが、非常に信頼性が高く消耗品を除いて故障したことがないという濾過装置です。
水回りで使う、この濾過装置のモーターは電気的に水とは完全に隔絶されているので、感電等の安全性に不安はありません。とは言え、電源コードからコンセントまでの経路に水がかかる恐れはありますので、そのあたりの注意は必要です。
さらに、定期的な水換えは必須です。とはいえ、熱帯魚水槽のような水量ではないので(通常の水量の1/3ほど)そう大変な作業ではないのですが・・。
入手方法は?
ジュエル・オーキッドの品種である上記の「マコデス ペトラ」は「種」の保存法によりその販売や譲渡が禁止されている植物です。
したがって、購入する場合は環境省に届出を行なっている業者から必ず購入しなければなりません。
ヤフオクなどで入札する場合も環境省への届出がしっかり明記されている出品者さんからご購入するようにしましょう。
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