ロボット掃除機 進化していた 自動ゴミ収集 Honiture Q6スイープロボット 旧機種と機能比較
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最終更新日:2022/01/28
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最初に買ったDEEBOT N78
筆者が初めてロボット掃除機を購入したのは、4年ほど前の2017年11月です。
中華製で定価2万円ほどのどちらかというと廉価版の部類でしょうか?今確認すると割引が付いて実質16,000円で購入していました。当時、すでにあのお高い高級ロボット掃除機「ルンバ」も販売されてはいたと思いますが、とりあえずロボット掃除機がどんなものなのか知りたかった新しもの好きな筆者が、手始めとして買ったと言う訳です。
大きさはこんな感じです。底面から見たところ。大きめのゴムタイヤと回転ブラシ、中央あたりにゴミの吸い込み口が見えます。直径は35cmほどでしょうか。
DEEBOT N78 という静音タイプ。
単4電池式のリモコンも付いています。
ボタン類はシンプルでわかりやすい
特に使い方に悩むようなものではなく、初めての人でも全く問題なく使用できます。
この時筆者は、ロボット掃除機なるものがどんなものなのかなどということも知りませんでしたが、実際に使ってみるとどうということもなく簡単に使えます。
充電池を内蔵しているので、充電が完了していてればリモコンのスタートボタン(プレイボタン)かあるいは掃除機本体の電源マークボタンを押すことで自動的に障害物を避けながら掃除をしてくれるというものですね。
機能的には自動掃除中にバッテリーが減ったとロボットが判断すると自分で充電ベースに戻って充電開始します。
これが充電ベース。
正常に充電ベースに戻った状態。
ところが、この自動充電に失敗することがよくあり、散々迷った挙句とんでもないところで行き倒れている、なんてことがたびたびありました。
それから、よくある電源コード類などが掃除範囲に散らかっていると底面の前の方にある回転ブラシの根元にに絡まってしまうこともあったり・・・。これもさんざんゴリゴリ絡まり尽くしてやっぱり行き倒れ・・。
掃除機に溜まったゴミ捨てが面倒
さらに溜まったゴミを捨てるのがとても面倒・・。
ゴミパックは本体中央のカバーを置いた状態で開けることで取り出せます。
数回の掃除でもうゴミがぎっしり詰まります・・。
ゴミ箱に捨てた後はこのゴミパックをきれいに水洗いします。ただ紙フィルターは洗えないので汚れが目立ったら、別の掃除機などでほこりなどを吸い取ります。
比較のため小さなはさみを並べてみました。なにしろゴミの収容能力は小さい・・。
慣れてしまえば5分もかからないのでしょうが、どうも怠け者の筆者には億劫な作業・・・・。
壁にゴツゴツぶつかる
それで肝心のロボットとしてのお仕事具合ですが、壁にはゴツゴツぶつかる。台所の狭い椅子の足の間に自分で入り込んだくせに入ったまま出られなくなる・・・。ギリギリの間隔のため、センサーが迷っているのか?苦労して出たり入ったりを繰り返す・・。
もうこうなると掃除どころではありません・・・。
スタミナがない・・。
拙宅のような狭い6畳和室と8畳の台所の掃除でも充電が持たず、たびたび充電ベース行きになります・・。
と言う訳でとても世話の焼ける子。
いつの間にかほこりを被った状態で部屋の隅に・・・。
その後、我が家に来たニャンコの遊び相手になったり・・・。
とは言え、結構我が家でも活躍してくれたので愛着はあります。
余生は筆者の2階の部屋で・・
以下のとおり新型は拙宅1Fの台所や和室ですでに活躍しています。
しかし、旧型を使わないのはもったいないので、現在筆者が日常過ごしている2Fでその余生を送ってもらうことにしました。
Amazonブラックフライデーセールで新型を衝動買い
2021年暮れのAmazonブラックフライデーを何気なく覗いていて「自動ゴミ収集 ロボット掃除機」に目が行ってしまい、ポチってしまいました。
Honiture Q6 コストパフォーマンス抜群
定価では59,800円。今回のセールではおよそ4万円ほどでした。が、セール後も割引があって現在もセール時とさほど変わらない価格のようです。
中華製ですが、評判が良かったので決めました。
旧型とはメーカーも違いますが、確実に進化していましたので、届いたばかりですがレビュー報告します。
メーカー名は筆者も初めて聞く名前:Honiture (ホンチャーと読むらしい)いかにも中華製?でも機能的に問題なければいいんです。
掃除機本体の大きさは DEEBOT とほぼ同じくらいか・・。
中央の丸い突起はレーザーマッピング用のセンサーとのこと。剥がすのがもったいないので本体の保護用ビニールはまだそのままです・・・。
掃除機本体のスイッチ類はホームボタンと電源ボタンの2つ。非常にシンプル。
マニュアル類と保証書カード。そして何やらギフトカードらしきものも・・。
製品の保証は2年間。品質に自信がある証拠ですね。
その他の付属品はダストボックスの収容ケースのみ。リモコンはありません?というよりスマホアプリがリモコンになります。
WIFIでスマホからコントロールできるのも最近のロボット掃除機のトレンドでしょうか?
旧型、新型 本体の外観的な比較
それでは旧型と最新型を外観から比較してみます。
直径はほぼ同じくらいか? Honiture の方が少し大きいかな・・。
裏側の比較です。
似たように見えますが、大きな違いがあります。
DEEBOT の方は吸い込み口だけなのに対して・・。
Honiture は回転ブラシでしっかりゴミをキャッチ。添付のシールには消費電力やバッテリー容量などの表記があります。
走行タイヤ?の大きさはほぼ同じでしょうか?
Honiture の方がタイヤのブロックパターンがゴツイ感じです。車でいうところのサスペンションも適度に固いのでグリップがしっかりしていて見ていても安心です。
並べて見るとこんなです。
Honiture の方にだけ表面にあるレーザー装置の高さ分厚みがあります。
充電ベースは?
旧型から
充電のみなのでとてもコンパクトですが、時々掃除機に押されて移動していることがあります。
裏面です。充電のみなので消費電力は20Wになっています。
黒い部分はリモコンや本体と通信するための受光部でしょうか?
Honiture
一方のHonitureはダストボックス兼用なので、とても大きい。高さが35cm。
中央下付近にあるランプは状態確認用です。白なら正常。オレンジが異常のようです。
オレンジ色点灯時は、紙パックがいっぱいかまたは紙パックがない状態。
あるいは、自動ダスト処理機の排気経路がゴミで詰まっているか漏れがある場合とのことです。このあたりは掃除機である以上仕方のないところでしょう。
しかし、問題は次の記事中でも記載しましたが、この奥行き・・。およそ50cmほどありますね。
あのお高いルンバと比較するのは心苦しいし、ちょっとHonitureさんには気の毒なのですが、敢えてこの点だけを比較します。
この写真は「ルンバ i3+」という機種で税込み価格79,800円という商品です。
筆者は過去にルンバを所有したことも、使用したこともありません。しかしこの写真では、残念ながら奥行きは Honiture Q6 より少し少なく見えます。
もちろん、価格が高価であることは承知ですし、筆者はこのあたりの技術的問題については無知です。
しかし、Honiture Q6 でも物理的にもっと小さくすることは可能ではなかったのか?などと勝手に筆者は思うのですが・・・。
ルンバを使用したことがない筆者が、このような比較記事を上げること自体ナンセンスなのかもしれません。
ただ、他の機能的な性能がルンバにも負けていないと思われるので、この点だけが残念でならないという気持ちから敢えて記載させて頂きましたことはご容赦ください。
新型は自動ゴミ収集が目玉
さて、このHoniture Q6で最も気に入ったのは「自動ゴミ収集」ですね。掃除機が自分で充電ベース兼ダストボックスに行って溜まったゴミをダストボックスのゴミパックに吸収してくれるのです。
したがって掃除機本体のゴミパックはいつもクリーン。
写真では右の円柱形のものが充電ベース兼ダストボックスです。ダストボックスは大きめの屑籠といったところでしょうか?掃除機本体と合わせて充電中は結構なエリアを占有されます。
ダウとボックス内には小さな紙パック
ダストボックスのフタを開けると牛乳パック半分くらいの白いゴミパックがセットされています。一杯になったら、このパックごと新しいパックと交換するようです。外からはどの程度ゴミが入っているのかはわからないので、また警告表示が出たら報告致します。
交換のタイミングが皆目見当もつきません。こんなところがアプリからでも判ればより便利なのでしょうが・・・。
置き場所が意外に占有する
このあたりは置き場所の工夫次第でしょうか?
数時間充電後,点灯になったので早速掃除開始しました。
驚きの回避動作とパワー
まず、感心したのが障害物(壁や物)にゴツゴツぶつからないことです。これはレーザーマッピングによる対障害物との位置関係の測定が優れているためでしょうか。
ぶつかる直前数cmというところで器用によけて掃除してくれます。
ここだけでも、DEEBOTとは雲泥の差。
ちょっとした段差は楽々クリアー
それから、段差に対するクリアランスに余裕があるためなのか、DEEBOTではいくら頑張っても超えられなかった拙宅の台所と和室の境目の段差を超えてくれました(仕様では2cmを保証してます)。このことで一度に掃除する範囲が大きく広がり、人の手で移動させる手間が省けます。
まだまだ使い始めて日が浅いですが、使用報告は続きます・・。
スマホアプリで状況が一目でわかる
以下の画面はスマホアプリで行った設定の初期画面ですが、最初ちょっとわかりにくい印象でした。
特に WiFi 設定でいろいろ苦労もありましたが、どうにか使えるところまでこぎつけました。
マッピング機能が秀逸
この画面は拙宅の台所と和室、そして台所から続く玄関までの廊下のマッピング状況です。紫色のラインが掃除機の軌跡です。
タイマー設定が便利すぎ!
現在、毎日の埃取りをこの掃除機に任せています。
午前10時と午後4時に掃除開始するようタイマー設定しています。タイマー設定はスマホアプリから追加や編集が可能です。
このタイマー機能、中々便利で人間がうっかり忘れていても、掃除機が勝手に掃除してくれているのでとても助かります。1週間7日間の内掃除する曜日もセットできます。
設定は以下のようにとても簡単です。
1.メニューからタイマーを得選ぶ。
2.開始時間を設定する。分刻みでも指定可能
3.繰り返しを選んで曜日を設定する。
曜日指定
スマホで様々な情報を表示
画面で得られる情報は様々です。また掃除中ならリアルタイムで掃除機が移動している状況までその軌跡で確認できます。
赤い四角の部分はこの使い方が正しいのかわかりませんが、進入禁止エリアと筆者は判断して設定しています。例えば「部屋0」という区画は玄関の土間になりますので、掃除機本体はこのエリアに入ることができません。
画面上、この時掃除機は緑色の小さな電源マーク(充電ベース)にこれまた小さな青い丸印がくっついて充電中であることがわかります。この青丸が掃除機本体です。
下の方にある数字が文字通り掃除エリアや掃除に要した時間、またバッテリーの残容量も表示されています。
最初のころはマッピング認識中だったのかノロノロと行ったり来たりしていましたが、一旦マッピングが出来上がると掃除する場所が分かっているためか、とてもスムーズに掃除をこなしています。
充電ベースへの帰還も正確無比
これも旧機種では迷った挙句、行き倒れ・・。なんてことも度々あったのですが、本機ではほぼなし。
一度だけ、この時は人間が悪かったのですが、電源コードが絡んでエラーストップしてました。それ以外は皆無と言ってよいでしょう。
しかも、現在充電ベースの場所を試行錯誤していることもあるのですが、別室にいきなり持って行ってもしっかりと帰ってきます。
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