ディープサイクルバッテリー ACDelco M27MF | 今日のトレンド

ディープサイクルバッテリー 光と影 ACDelco M27MF AT-1210FXで満充電

公開日: : 最終更新日:2021/06/01 未分類

以前の本ブログ記事で、ソーラーパネルとサブバッテリー(ディープサイクルバッテリー)の紹介をしました。

ディープサイクルバッテリーは ACDelco M27MF です。購入以来、ソーラーパネル充電のみで約半年経過しましたが、最近電圧が徐々に低くなってきて、現在13Vを割った値を示しています。

ソーラーパネルは100W。チャージコントラーラーはPWM方式。バッテリーが新品の状態では、満充電で14V以上を保っていましたが、約4ヶ月ほど経過したころから、14Vまで充電されなくなってきています。

ソーラー方式ですから、天候に大きく左右されます。特に雨が続くと電圧も上がりにくく容量も90%まで達しないことが多いです。

そこで、バッテリーチャージャーについていつもの下調べです。

さて、調べて出した結論からいきます。

いろいろと思案の結果 日本製のAT-1210FXを選択しました。

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充電器本体の印象はしっかりした造りで、重量も約5kg以上ありずっしりとしています。

気になるその価格ですが、現在3万円以上しています。もっと安い充電器もあって悩みましたが(小遣もないので3回払いで購入した 極貧^^;)、本充電器の優れた点を検証してみましたので報告致します。

以下その経緯を記します。

お題のディープサイクルバッテリーについて調べれば調べるほどよくわからなくなってきました。

「本来の満充電電圧は15ボルト必要である」、とか「いや14ボルトでもOK」、などなどバラバラな意見が散見されるのです。

早速、 AT-1210FX を ACDelco M27MF に繋ぎ、さてモードは何を選んだらよいのか?と戸惑いました。

AT-1210FX の4つのモード

 モードA: 一般・MF【シール用】  完了後:自動維持充電

 モードB:一般・MF【シール用】  完了後:自動停止

 モードC:アイドリングストップ/カルシウム/外国製 完了後:自動停止

 モードD:アイドリングストップ/カルシウム/外国製 完了後:自動維持充電

となっています。

そこでマニュアルを確認すると海外製のディープサイクルバッテリーは、モードCまたはモードDにするよう指示されていました。

ACDelco M27MF バッテリーは アイドリングストップ/カルシウム/外国製 に設定するようです。したがって、モードCまたはモードDです。

「一般用」と「海外製」の違いはありますが、今回初めてこの充電器を使用するので最初の一回目はとりあえずモードCにダイヤルを合わせて充電開始してみました。

要するにほぼ自動で充電完了までこの装置が判断してくれるようです。

なお、本充電器は100Vが必要なので電源は、Suaoki G1000から取っています。

写真のとおり、充電器のパネルにはアナログ針タイプの電流計や充電中ランプ、完了ランプ、維持ランプ、さらに異常警告ランプ等が整然と並んでいます。

上記の写真は実際に ACDelco M27MF に繋いだ後、パワースイッチオン直後の様子です。ここで注目したいのは、電流計(アンペア)の値です。およそ10Aという大電流がディープサイクルバッテリーにかかっています。

そして、直後のバッテリー容量や電圧が以下の状態です。驚くことに電圧が15.7Vを表示しています。

ところで、気になるのはソーラーパネルからの電流ですが、とりあえず本充電器での充電は現在夜間のみに止めております。

このモードで一晩放置しておきました。

その後、次の夜試しに充電モードをモードD:完了後:自動維持充電 で行ってみました。

充電器が8Aを示す。

電力量系の表示が少し暗く見にくいのはご容赦ください。

およそ127Wを示しています。スイッチオン直後です。

さてその数秒後には充電電流が6Aまで下がっています。

約115Wの電力。

その数秒後、およそ5A。

電力は約85W。

さらに充電電流は下がる。1A。

25Wほどでしょうか。

さらに0.5Aまで下がると、充電中ランプが小刻みに点滅を始める。

電力は23W以下まで下がった。

その後、数時間そのままにしておいたが、限りなく0Aに近づき微弱な電流ではあるが、充電は継続している。

その時のバッテリーの状態が次のとおり。

AT-1210FX はディープサイクルバッテリーの一筋の光か

夜間なのでソーラー充電はなしで、14.7Vまで回復しています。

この充電器の優れたところは、フルオートでバッテリーの状態を監視しながら、最適な充電電流を与え続けてバッテリーを活性化させてくれることです。

価格の安い充電器はほぼ一定の電流で充電するものが多いので、やはりバッテリーに負荷を掛けていると思います。その点本充電器はバッテリーに優しい充電方式と言えるでしょう。

およそ一晩約10時間ほどのテスト充電でSuaoki G1000 の状態は、満充電から1目盛りほど減っていました。

Suaoki G1000 の放電回数はおよそ2000回なので、これを毎日行なったとして、月約7回の充放電です。

年間でおよそですが、多めにみても100回くらいでしょうから、少なく見積もっても10年以上の使用に耐える計算になります。そのころには本バッテリーもとっくに寿命でしょうが・・・。

もう少し検証してまた報告致します。

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