グランビア 純正ナビ 社外ナビに交換 バックカメラも
公開日:
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最終更新日:2021/04/27
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筆者の第二の動くマイルーム グランビア キャンピングカーです。
今回はナビ交換に初挑戦! うまくいくかな??
すでに外してますが、傷など付けないよう慎重に・・。
目次
過去の経緯紹介
現在では、車にはカーナビってもう有って当然のアイテムですね。
筆者が初めて、カーナビを使い始めたのは、かれこれ30数年前になります。
当時はナビの出始めの頃で、ナビそのものが珍しかった時代ですね。
それでも最安の部類の製品を組み合わせて約10万円ほどで購入。
もちろんDIYで取付です。
モニターなど今のようなTFTではなく、DSTNという規格だった?かな・・。
輝度は低い上にちょっと斜めになると視認性が極端に低下・・。今このDSTNタイプにはほとんどお目にかかれないでしょう。
とは言え、古いゲーム機や前時代のノートPCなどはこのDSTN規格のものがまだあるかもしれませんが・・・。
ナビ本体の現在位置認識感度も極めて低かったですね。
今思うと、そんな品質のナビでしたがそれでもあちこち行きました。時々自分の車を見失ったり、トンネルなどに入ればもうそこでストップですね(ナビ上は・・)。
グランビア 23年前のナビについて
さて、最初に紹介した初期のナビに比べると数段進歩している、筆者の古いグランビアのナビですが、1998年製です。やはり古いです。液晶もDSTN規格のようでかなり暗く見にくい・・・。
ナビもとりあえず機能しているが、多分地図情報も古いままでしょう。
テレビ機能は・・?
旧時代のアナログテレビのため、すでに受信は不可能な状態・・。
走行中や、停止時にもテレビを見ることはほぼないのですが、まあ最低ワンセグ程度が付いている中古をさがそうかな・・。
バックカメラが見にくく不便
最近、特に困っているのがバックカメラ(こんな古いナビにバックカメラまで付いているのが逆に不思議)。
バックカメラ付きなのはよいのですが、液晶の状態が悪いため非常に見にくいのです。
そこで今回思い切って、バックカメラを含めたグランビアのカーオーディオをもうちょっと新しい社外ナビに交換するため、分解に初挑戦することに・・。
最初にお断りしますが、筆者は新品の最新ナビを取り付けるつもりなど毛頭ありません。とにかく安く上げることを優先します。
スタートはここから・・。
空調のフィン部分も一緒に取り外されます。
どうやら、松下製のナビですね。
ナビ本体も奥行きが結構あります。
これが純正ナビ本体裏側になります。
さて、分解の方も同時進行中。
慣れない作業に四苦八苦です。
こちらはエアコンや空調のスイッチパネル。これも一時外します。
同様の古いナビでお困りの方の一助にもなればと思い、今回一部始終を紹介致します。
とは言え、しろうとDIYです。
失敗に終わるかも・・。その時はご容赦を・・。
さて、その後インパネの枠を取り外しました。
液晶画面は、このようにほぼ正面なら何とか見ることができますが・・。
少しでも斜めになるとこのとおり。
しかも、程度の悪い中古故、最初から画面に変な傷があってさらに邪魔してくれます。
画面上部にはTOYOTAマークもあります。多分純正品と思われます。
まずは下調べから
そんな状況から、まず現状の下調べをはじめましょう。
グランビアの純正ナビに接続されていた車両側のコネクタを再利用するため、こんなトヨタ純正用のカプラを入手しました。
このコネクタに車両側の従来の旧ナビにハマっていたコネクタをそのままパチッとはめ込みます。
その後、メイン電源コードやスピーカー端子類を新しいナビのそれぞれ対応した端子に繋ぐ訳ですね。
楽天で800円ほどでした(送料コミ)。Amazonでもほぼ価格は同様でしたが、ポイントも少しあったりということで今回は楽天で注文しました。
オーディオハーネス トヨタ 10ピン 6ピン カローラセレス H04.05 〜 H10.06 10P 6P 市販ナビ 取り付け ナビ配線 変換 取付
一方こちらが6P端子になります。リアスピーカのラインが出ています。
もともとここに接続されていたコネクタを再利用するためです。
電源やスピーカ端子
中古ナビをヤフオクで・・・
そんな訳で、早速オクで落としたこれまたカロッツェリアの古いナビがコレ・・。2007年製・・古いけど前のナビより格段に進化してます。
車も古いので丁度いいんですね、これで・・。
新品で当時十数万円はしたでしょうが、これ6千円でお釣りがくる安さ!でも古いのは仕方ない?というより筆者にはこれで十分です。型式は「AVIC-HRZ009G」というもの。
旧ナビと比較・・。タッチセンサー付きになったので画面は大きくなっても全体の大きさは同じ。かなりスッキリとした印象ですね。
さて、配線する前に現状で収まるのか?確認が先決です。
何とか収まりそうかな?
次にナビの表示確認。GPSアンテナを接続していないので、古い情報が表示されてますが、とりあえず電源OKなようですね。
この段階で楽天で購入しておいた、上記のトヨタ純正カプラをすでに使用していますので、電源は配線すみですね。
その後、GPSアンテナを繋いだら現在地が無事出ました。
太陽光で反射して見にくいですが、色や文字などはくっきりしています。
2021年、2月7日現在進行中なので・・
まだまだ、続きます・・。
バックカメラ配線は?
これがオリジナルの純正カメラコネクタ車両側。
このコネクタを外すとバックの映像は出ないことを再三確認していますので、カメラの映像が来ていることに間違いないはず・・。
そしてこちらが旧ナビ背面の受け側になります。
しかし、いくらネットで探してもこの変換コネクタが見つからない・・。
しかたないので、
コネクタから思い切って切断・・。
車両側の配線がわからない!
当たりをつけて一本一本確認しますが、わからない・・。
もう直接カメラから配線しなおそうか?悩みますがもう少しチェックしてみます・・。
しかし、色々試すもやはりどうしても信号線が不明・・。
エンジンを始動して検電器で確認しても検電器のランプは消えたまま・・・。
困りました。
続きます・・。
さて、ここでこのまま考えていても時間の無駄・・。
ちょっと視点を変えて、逆にカメラから配線してテストすることにしました。
まずは、バックランプから+12V電源を持ってきたいのでテールランプを外します。ここは以前LED化のため一度外しているので慣れていてサクッと作業。
テストなのでとりあえず絵を確認できればOKですから、配線はこんな状態です・・。
パイオニアのページで取り付け説明書を探してナビの配線色をチェック。
バックランプの信号線は電源コネクタの方にあるようです。※紫/白が信号線でした。
電源も検電器でしっかりチェックします。
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ところでこのような電気配線を触る際には「検電器」必須ですよ。痛い思い(危険な?)をする前に準備されることを強くオススメします。価格もAmazonで600円もしないですから是非ご用意の上作業してくださいね。
ここで車のエンジンスタート。バックギアに入れます。
バックの映像は?? ん? でない!?
うーん・・信号線を再確認しても間違いはなさそう・・。
ナビの地図は現在地を表示していますが、映像がバックの絵にならない・・。
さてここは慌てず、マニュアルを見てみましょう。
同じパイオニアのページから当機の操作マニュアルを見ると、ありましたね。
こんな設定が・・。
この「AV初期設定」ってなんですか?
その他、さまざまな細かな設定が色々有りそうですが、筆者にはあんまり用はなさそうです・・。
仕方なく車でナビ操作から探しました。
早速ONにしたのがこの画面です。
そこでバックギアに入れてみると出ました。カメラ本体が足元にあったので車内の見苦しい状態が出てますが・・。
さてここまでくれば、今回の目的はほぼ達成か・・。
あとは車内の配線を整理して完成ですが・・。面倒だな・・。
おっと、まだナビ本体もインパネにセットしてなかったっけ・・。
今度の週末に収めようっと・・。
まだ、もうちょっと続きます・・。
その後、純正カメラをチェックするが、配線は分からないまま・・・。
ここから四苦八苦してようやく外しました・・。が結局分からず・・。
以前使っていたこのカメラをどうにか設置しました。
仕方ないので、リアハッチから引き回します。
突然の悲劇・・泣・・・
スピーカも接続して、良い音で音楽も鳴っています。
悲劇は突然でした・・。仮設置していた本体がズルッと落ちてそれっきり・・。
その後、マイナス線はちぎれる、バックカメラ線はコネクタから引っこ抜け・・。
2度と電源が入らなくなってしまいました・・。もう泣けてきましたね・・。
これは落っこちる直前まで配線していたバックカメラ線とバック信号線です。
これを見るとかなり不安定な状態だったことがわかりますね・・。猛反省
翌朝、気を取り直し検電器で配線を確認したところどうやら車のヒューズが怪しいと見て、ヒューズボックスをみたらビンゴ!
見事に焼き切れていたというお粗末様・・。
検電器さんありがとうという一幕でした・・。
こんなことにならないよう、良い子のみなさんは作業の最初にバッテリーのマイナス端子を必ず外しましょう・・。
という訳でナビ本体は無事でしたが、実は早合点によりヤフオクで代わりのナビを落札済み・・。
次はタントのオーディオをナビに交換しよう
中古ナビが2個になってしまったです・・。
ちょっと困ったナ・・。と思ったけど・・。
待てよ、そうだ!せっかくなので、カミさんのタントの古いオーディオを交換しようということに決定!
筆者のグランビアよりは新しいとは言えタントも、最早10年選手・・。
CDとラジオしかないというレガシーっぷり・・。
いきなりですが、早速バラします。
どうやら、このインパネの下側から外すらしい。
こんなはめ込み式だったんだね・・。プラモデルみたいで面白いな。
でもタント用のハーネスを早速注文しなくちゃ・・。何も出来ません。
今度の週末にグランビアと掛け持ちで設置予定となりました。
待ちに待った週末です。
しかし手をつけたままのタントを先に終わらせないとカミさんから雷が・・。
詳細はこちら↓
という訳で土曜日は丸一日タントのナビで終わってしまいましたので、翌日の日曜がやっとグランビアの番です。
前回の失敗の教訓から今回は慎重に作業中・・。
しっかりした台?で安定した作業環境!
ちょうど良い高さの台が見当たらなかったので、物置にあった壊れた加湿器を台として代用しました。とても安定?してます・・。
コネクタ類の確認も楽にできました。
ただいま作業中・・・。つづく。
アンテナ線類も忘れずに配線します。
今回のナビはipod用のコネクタが付いてきてましたので、早速取り付けました。
その後、iPod を繋いでみたところ、無事に認識されご機嫌なミュージック環境に満悦中・・。
お気に入りの全アルバムを車でいつでも聴けるというのは凄いことです。
ところでiPod対応は良いのですが、iPod の年代に注意が必要です。
まず、対応しているのはiPod Classic のみということです。2007年製ですから当然と言えば当然か・・。
iPhone 3G以降のスマホやiPod タッチには未対応です。試してみましたので間違いありません。筆者のような旧来からのiPod ファンにはちょうど良い仕様でした。またヤフオクなどで古いクラッシックのiPod でも探そうかな・・。車専用にするためです・・。iPod が一つあればミュージックサーバなど不要ですね。これは思わぬ副産物でした。ラッキー!また、一応ワンセグ付きでテレビも映ります。あんまり見ないと思うけど・・。
GPSやワンゼク用アンテナも接続したところ。
この写真の右端につながった黒色の図太いケーブルがiPod用のコネクタ。
今回の目的であるバックカメラのビデオ端子です。
またバック信号線はバックランプから直に引き回し済み。
安全のため、ここは、マイナス端子を先に配線します。
電源の前にスピーカー端子を繋ぐのを忘れないようまた間違えないように再三確認します。
スピーカー配線
リアと・・。
フロントを左右確認しながら接続していきます。
良さそうですね。
さて一通り配線を終わりここで慌てず動作確認をしましょう。
一番肝心なバック映像を確認します。
とりあえず良さそうです。
バックのRCA端子は一応外れ防止のためテープ巻きしておきました。
ナビの裏側はこのとおりゴチャゴチャしていて整理にも手間がかかりますが、無理をしない範囲で出来るだけ奥の隙間に収めます。
何とか収めたあとも念のため通電確認は必ず行います。
通電確認と動作確認を行えば化粧カバーを取り付けできます。
無事に完了しました。あーでも疲れたナ~・・。
今回、アンテナ線やRCAケーブルなどを狭い隙間に通すため、こんな通線用アイテムをAmazonで調達しました。硬くてゴワゴワしていますが、この硬さで狭い隙間の密集した配線の間を縫うように通線できます。
配線が入り組んだ車内の狭い隙間を後から通線をするためには、柔らかな線では通りません・・。
【Amazon.co.jp限定】 エーモン 配線ガイド(フレックスタイプ) 全長約1m (1161)
これ一つあっただけで通線が本当に楽にスムーズにできました。ナビ交換には必須アイテムでしょう。
ただ、使用前にはシリコン系のスプレーをひと吹きするだけで通りがかなり違います。
それから今回のナビ交換でちょっと嬉しい誤算がありました。
今までの貧弱なオーディオの音からちょっと変わっただけですが、とても良い音になった気がします。
スピーカーが変わった訳ではないのですが、今までのスピーカーとは思えないクリアーな音に変化したような感じです。
最後に・・
色々な失敗もありましたが、結果は概ね満足できたと考えています。
また車種は異なっても基本的な設置はそんなに変わらないと思います。
車のナビ交換など、全くの初心者である筆者がある程度満足できる結果が得られた訳ですから、賢明なみなさんならかならず成功できるものと思います。
これからナビ交換される方のお役に立てれば幸いです。
なお、今回は筆者も初めてということもあり、設置に集中したため、途中経過などを少し端折った部分もあるかもしれません。
もし、本記事をご覧になり「この部分はどうなっているのかな?」などの疑問がありましたら、ご質問欄からご遠慮なくお問い合わせください。
頂いたご意見ご質問には時間がかかるかもしれませんが、必ずお返事をお返し致します。
その後、ちょっとしたトラブル発生
車も古いので当然と言えば当然・・。
スピーカトラブルの顛末は以下 ↓
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