カーオーディオ スピーカービビリ音 対策 エッジ交換 DIY | 今日のトレンド

カーオーディオ スピーカービビリ音 対策 エッジ交換 DIY 

公開日: : 最終更新日:2022/04/20 未分類

スピーカからビビリ音

さて、前の記事でグランビアの社外ナビ化をしましたが、その後ちょっとしたトラブルで対策をしました。

というのは、ナビが変わったことでカーオーディオの出力が上がったためでしょうか、リアスピーカからのビビり音が目立つようになったのです。

原因はスピーカエッジの劣化ですね。

これが車のリアスピーカ。

黒いコーン紙の周りのグレー色の部分がエッジなのですが、元々こんなグレーだったのかは不明ですが、かなりひび割れてしまってますね・・。

筆者も過去いろんなスピーカを見ましたが、ここまで劣化したエッジはめずらしいです・・・。普段、黒いネットで覆われていた為全く気づきませんでした。

いずれにしてもこの状態で良い音はというより、まともな音が出る訳ありません。

エッジもちょっと触れただけで土塀の土が落ちるようにボロボロと崩れてきます・・。

最初この左からの音がビリビリと酷いビビり音がしていたのですが、右側もやはり同様にひび割れていてよく聞いているとビビリ音がしています。

右側スピーカもやはりボロボロです

しかし、真ん中のツイータ部はまるで新品のように艶々しているのが対照的ですね。

聞くに堪えない酷い不快な音です。

このスピーカよく見ると2Way方式というツイーターとウーハーで一つのスピーカを構成したカーオーディオではよくあるタイプですね。

DIYでエッジ修理してみよう

当初、スピーカそのものを交換することを考えて、全く同じ型番のものをヤフオク等で探しましたが、車同様古いものなので見つけることができませんでした。

同じものでなくても同様の大きさと機能であればよいかななどとも思いましたが、結構よい値段で販売されてます。そうそうお金をかけてももったいないのでここは一つ得意のDIYで修理するという結論になりました。

このエッジ劣化したスピーカですが、本体はとても造りがよく修理すれば十分使えそうです。

さて、コーン紙の状態は特に問題なさそうなので今回、DIYでエッジ部分のみを張り替えすることで新品同様とはいかないでしょうが、リアスピーカとしては十分でしょう。。

旧エッジの材質はウレタン。

このウレタンが劣化すると始末が悪くこのようにボロボロ状態になってスピーカにとっては致命的なことになる訳です。

スピーカサイズを確認しよう

まずは、スピーカのサイズを確認します。

筆者はたまたま手持ちのデジタルノギスがあったので使いましたが、もちろん定規などで十分です。ただし、mm単位で計測した方がよいでしょう。

コーン紙の直径はおよそ10cm。

一番外側までの直径が117mmほどでした。

規格的には13cmというサイズのスピーカのようです。リアスピーカとしてはごく標準的なおおきさでしょうか?

筆者は以前、家庭用スピーカのエッジ張り替えを行った経験がありますが、その時は液体ゴムや布の端切れなどを使ってエッジそのものを作成しスピーカに貼り付けしましたが、最近はたしか様々なサイズの寸法で作られた専用のエッジパーツが販売されていたはずです。

そこでAmazonで検索すると、丁度よいのがありました。


uxcell フォームエッジ 外径115mm ブラック フォーム サラウンドリング交換 スピーカー修理DIY 2個入り

価格も2枚セットで約1,000円とお手軽ですね。

後は、このエッジをスピーカに貼り付けるために液体ゴムも注文しました。


ユタカメイク BE1-1 液体ゴムビンタイプ 250g入 赤

以前の経験から「液体ゴム」がスピーカの振動を柔軟に受け止めるため、とても都合が良いと分かっていたからです。

今回筆者が購入した液体ゴムは250グラム入りです。

このスピーカを修理するためだけならこんな量は要らないのですが、この「液体ゴム」、中々の優れものなので、今後様々な用途で活用できると考えて筆者はこの量にしてみました。

成分は全く同じ、もっと少量のチューブタイプもありますのでスピーカ修理のみならそちらでも良いでしょう。

文字通り最初は液状ですが、乾燥すると完全に柔軟なゴムになります。

もちろん、塗布する材質にもよりますが、例えばドライバーなどの手持ちする部分などに塗ると滑りにくいしっかりした感触で作業性は抜群になります。

上記の例はあくまで一例ですが、応用範囲はアイデア次第で無限です。

劣化したエッジを削る

さて、そんな訳で早速本スピーカの劣化したエッジをカッターナイフで削り取りました。

コーン紙は特殊な紙のようですので、破いたりしないよう丁寧にエッジ部のみを削ります。

スピーカ2個とも同様に削っておき、注文した新品のエッジ到着を待ちます。

という訳でこれが、届いたエッジです。

予想していたより大分薄い感じですね。大きさはこの外周の直径が115mmなのでピッタリのはずです、

仮にあてがってみたところです。良さそうですね。

液体ゴムをスピーカ側の削った部分やコーン紙の縁に塗って少し時間を置いてから(数分程度)、新品のエッジを貼りました。写真撮り忘れました・・・^^;)

大体30分から1時間程度でゴム化してきます。その後液体ゴムを塗った部分を触っても手に付かない程度になればOKです。

一応余裕を見て2時間程乾かしてから車に取り付けました。

早速、先日はビビリ音で聴くに堪えなかった同じ曲を流してみましたが、かなり大きめの音でもビビリ無しの良い音で鳴っています。

一先ずは成功しました。

今後、フロントスピーカもチェックしてエッジが同様ならまたDIYで挑戦したいと考えております。

最後に

車という過酷な環境下ではどうしてもエッジのようなデリケートな部分の劣化は避けられないでしょう。

このように年数がかなり経過したスピーカの場合、筆者のようなご経験をお持ちの方もおられるでしょう。

新品に交換したり、あるいはカーショップなどで修理依頼するのも結構ですが、DIYに挑戦することで費用を抑え自分で修理することも可能ですし、自分が手入れし修理したモノには愛着も自然に湧いてきますね。

ちょっとしたことですが、本記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

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